子供の花粉症、アレルギー性結膜炎

2019/02/20

子供は目の症状を伝えることが難しい

眼のかゆみや痛み、違和感、異物感、ぱちぱちしたり、しばしばしたり、しみたりなどの症状があっても、子供はなかなか自分の症状をうまく言葉にして大人に伝えることは難しいと思います。

花粉症の季節が始まりましたが、今の季節、かゆみや目ヤニがでたら花粉症のアレルギー性結膜炎かな、と大人は見当を付けることができますが、子供は自分で判断するのは難しいですし、お子さんの眼の調子が悪そうでも、親から見て花粉症とはなかなかわからないことが多いです。

こんな仕種をしていませんか?

お子さんが目をよくこするっているようだったら、目にかゆみがあるのかしれません。

目をやたらにぱちぱちしたりするときも、炎症からの目の違和感やかゆみにより、まばたきの回数が増えているのかもしれません。

ずっと涙が流れていたり、目やにが増えることもあります。まぶたが腫れぼったい状態が続くこともあります。

早めに眼科で受診を

目のかゆみで汚い手で目をこすっていると、眼感染症や眼瞼炎を起こし、悪化してしますこともあります。

また、アレルギー以外の原因でそのような症状が起こることもありますので、症状があるようならとりあえず市販薬を付けるのではなく、眼科で診察を受けるようしましょう。

子供にも増えている花粉症

花粉症、アレルギー性結膜炎、鼻炎、皮膚炎などの疾患は最近大人も子供も増えてきています。

私が小学生のときには3月ごろに目をかゆがったり鼻水がしょっちゅうでたり、くしゃみをしている子供など小学生にいなかったような気がしますが、最近は小学生ももちろん幼児にも発症しているのを見ることも多くなってきました。

文部科学省の平静30年度学校保健統計調査(速報値)でもアレルギー体質の子供たちが増え、アトピー性皮膚炎の割合は年々増加傾向で、中学生2.85%、高校生の2.58%で過去最高、アレルギー性鼻炎などの鼻腔・副鼻腔疾患の割合は幼稚園児の2.90%、小学生の13.04%、中学生の2.85%、高校生の2.58%が過去最高だったことがわかりました。

花粉症を含むアレルギー性結膜炎、アトピーなどのお子さん、大人もどんどん増えているということです。

アレルギーとは、外から入ってくる異物に対して、体が過剰に反応することで起こっていることを言います。

もともと人の体には、侵入してくる異物に対して備わっている防御機構があり、異物を取り除くように働くようにできています。

アレルギーが増えている原因は?

最近は昔にくらべるとどこも清潔な環境になり、食べ物も衛生管理が徹底してきていました。不潔な環境のもとにいることもなく、危なそうなものやアレルギーを起こしそうな食べ物などを食べる機会が減ったため、本来の敵以外の物質に過剰に反応することが増えてきたのではないかと言われています。

それが、アレルギー性疾患が増加している原因と考えられていますので、お子さんの花粉症も今後も増えていくと考えています。

花粉症の対策はお早めに

花粉症、アレルギー性結膜炎のための点眼、内服はなるべく早めにしてあげたほうが効果的です。

花粉症の症状がありそうだったら早めに点眼をはじめましょう。