色覚の検査について

2018/11/19

小学校での色覚検査

昔は小学校で全員行われていた色覚の検査が平成15年から定期健康診断から削除され希望者のみの検査へと移行されました。

しかし、平成26年度4月に文部科学省から学校保健安全施行規則体制を整えることとその留意点などが明記され学校における色覚検査が再度実施されるようになりました。

色覚異常を持っている場合に対する差別、偏見などから一度色覚検査は学校では行われなくなりました。

しかし、色覚異常のある子供が大きくなって志望した職業の適正で制限され、希望する職業につけなくなったり、職業につてけてもうまくいかなかったり、その後希望の進路を変更せざるをえなくなる、ということなどが起こるようになりました。

この様な、問題が起こるようになったため、いろんな議論の上で検査を再開することになったのです。

色覚異常による制限

現在はほとんどの高校、大学での色覚異常を理由に入学を制限することはなくなりましたが一部の航空、操船高専では制限が残っているところもあります。

電車の運転手など鉄道関連、航海士、警察官、パイロットは、信号灯の判断や周りの景色がわからないと事故を起こす可能性があり、厳しい制限はさけられません。

色を扱う仕事はほかにも多くあります。

警察官でも血痕、医療関係でも血液、顔色、吐しゃ物、組織の色などの判定は必要ですし、調理師は食材、料理の盛り付け、色彩、美容師は毛染めの色などが繊細にわからないといけません

色覚異常でもほとんどは日常生活に困ることはありませんが、希望の職業につけないことがあります。

職業につけても色覚異常の程度により失敗したり常に緊張をしいられたりで続けられなくなることもあります。

子供のうちに色覚検査を行うべき

このようなことから色覚異常があることは子供のうちに知っていてよく検討するほうが将来の職業、進路選択にあたり配慮した指導ができ、よい進路の選択ができるだろうということから、希望者を対象に再度色覚の検査を行うことになりました。

先天色覚異常は男子5%、(20人に1人)、女子の薬0.2%(500人に1人)の割合に見られます。

ほどんどは色がまったくわからないというわけではなく色が見分けにくいことがある程度で日常生活に不自由はありません。

しかし、治療はできませんし、将来の職業、進路選択にあたり見え方を知っておくことは大切なことでしょう。