目の下の”くま”はどうにかならないのか?原因は?

2018/07/10

目の下の黒いくまはなんとかならないですか?

若い時はなかったのに目の下が膨らんできたんですけど病気ですか?取れないですか?

主に40、50代以降の女性のかたに質問されることがほどんどですが、とても気になりますね。

クマの種類は、大きく次の3つに分けることができます。

茶クマ

目の下のシミ、色素沈着などが原因のクマ

目の下の皮膚が、主に日焼けや、皮膚を擦るなどのダメージ、アトピー性皮膚炎などの炎症によりメラニン産生が活性化し、生じた色素沈着が原因となり黒ずんでしまうのが原因です。

上眼瞼にも同様の色素沈着を生じて、目の全周が黒ずんで見えることがあります。化粧品かぶれや、マスカラをきちんと落とさなかったり、落とすときにこすったりも原因になります。

紫外線を浴びたりこっすたりすることで悪化しますので気を付けましょう。

アトピーや花粉症、アレルギーなどでかゆくなって眼瞼の周りの炎症がおきると起きてしまします。目の周りが赤かったりかゆみがあったら早めに眼科を受診し、かゆみや炎症を悪化させないことが大切です。化粧を落とすときにもこすらないようにしましょう。

かゆみにはステロイドの軟膏が処方されることが多いですが、軟膏を塗って紫外線を浴びると日焼けが促進してかえってくまができてしまいますので注意しましょう。

青クマ

血行不良などが原因のクマ

目の周りには、たくさんの毛細血管が通っていますが、その血液が滞り、目の周りの薄い皮膚から毛細血管が透けて、青っぽくみえるのもくまと呼んでいます。

冷え、生活習慣、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、疲労、ストレス、目の疲れなど原因さまざまに考えられます。

最近では、パソコンを使う人が多いですが、パソコンの画面を見すぎて目の周りの血流が悪くなることも原因と言われています。

マッサージやホットパックなどで血流をよくするのが効果的と言われていますが、強い力でぐいぐい押したり、こすったりしては逆に色素沈着を起こして茶クマの原因になってしまうため注意しましょう。

半身浴や適度な運動も血流をよくします。喫煙は毛細血管の血流を悪くするため注意しましょう。

黒クマ

たるみ、皮膚のへこみなどが原因のクマ

(1)生まれつき目の下の脂肪が少ない、または加齢により目の周りの脂肪が萎縮したり、皮膚のたるみの影響で皮膚のへこみが目立つために影ができるタイプ

(2)加齢により目の下の眼窩脂肪(がんかしぼう)を支えている筋肉がゆるみ、眼窩脂肪が突出する(いわゆる目袋になる)ことにより、たるみが生じ、脂肪がそれ自身の重みによって垂れ下がり、ぷっくりとしたたるみとなって目立つようになり、その下にへこみができるタイプの2種類の原因があります。

このタイプは注射や手術により対応できます。

(1)のタイプは皮膚のへこんだ部分にヒアルロン酸を注入し、へこみをなくす方法があります。

(2)のタイプは眼窩脂肪を取る脱脂術などの手術があります。

当院では施行してないですが、ご希望があった場合は形成外科にご紹介しております。

ひどくなると眼鏡にあたる程目の下がふくらんでしまうこともあります。

ご高齢のかたでも施行される方はたくさんいらっしゃいますので、ご希望の方はご相談してください。