老眼鏡とハズキルーペの違いは?上手に使用するには?②

2018/07/22

老眼で手元が裸眼では見づらくなって受診された患者さまに老眼鏡使用をお勧めしたとき、「ハズキルーペ買うからいりません。」「ハズキルーペでもいいですか?」と言われたり聞かれたりすることが増えました。

ハズキルーペはテレビのコマーシャルでもやっており、最近はかなり人気が高いようです。

ルーペは拡大するだけなのでそれだけでは足りないいとおもいます、とお伝えしても、「でも一応ハズキルーペ試してからにします。」となることが多いです。確かにテレビで見ると試してみたくなりますね。

40歳を過ぎると手元に焦点を合わせる調節力が落ちてきて、だんだんに小さな文字や、近いところが見にくくなってきます。

近くに焦点が合いにくくなったものを助けてくれ、近くのものにピントを合わせるのが老眼鏡で、使われる方の眼の状態(近視・遠視・乱視)や、見たいものの距離により度数はかわります。

近くのものを見るときはより度数が高いものが必要になり、遠視や正視の人も、近視の目より度数が高いものが必要になります。見るものは大きさのままに見えます。

ルーペとは?

ルーペ(拡大鏡)は手元の細かなものを拡大して見せてくれるものです。

さらに年をとってくると、だんだんに新聞の小さい字や細かい字や針に穴を通すなど細かい作業がしずらくなり、老眼鏡があっても拡大して大きくしてみるためにルーペ、虫眼鏡などを使いたくなります。

虫眼鏡ですと、視界も狭く、片手が使えませんから、本のページをめくったり、手元の作業をするときなどはちょっと不便です。

ハズキルーペは両手が使えるメガネの上からかけられるメガネタイプの拡大鏡なのです。

違いは分かったけど、自分はどちらを使えばいいの?

そんな方はこちらを参考にしてください。

もし近くが見えにくくて困っている場合は

①まず老眼鏡でピントを合わせる

それでも細かくて見えにくい場合は

②老眼鏡を掛けた上でルーペを使用する

また、「メガネを掛けなくても近くは見えるけど、細かいものを見やすくしたい!」という方は、ルーペのみを使用するでもOKです。

ルーペを持つのが面倒な方へ

冒頭にご紹介したハズキルーペ、従来の手に持つルーペと異なり、メガネの形をしています。つまり、両手が自由使える!見える範囲が広い!といった特徴があります。

手芸やネイル、裁縫など細かい様々な作業に使いやすいルーペです。

さらにハズキルーペは様々な種類があります。

①レンズの大きいラージタイプ

②持ち運びの便利なコンパクトタイプ

様々なタイプが出ていますので、用途に合わせて選んでみるのがいいかと思います。

メガネの上からでもお使いいただけるため、プレゼントとしても人気の高いようです。

老眼鏡とハズキルーペの違いは?

ルーペなどは通信販売などでも見かけます。ですが、実際に使用してみると「思っていた見え方と違う・・・」なんてことも。

たとえば、あなたの目の30cm先の文字がぼやけて見えにくいとします。

老眼が進んだ目は焦点を合わせづらくなっているので、文字がぼやけて見えてしまいますよね。

老眼鏡は、焦点を合わすことで文字のぼやけが取れて文字がくきり見えるようになります。

では、ルーペはどうでしょうか。片手にルーペを持って見てください。

30cm先の見えにくい文字もルーペで拡大することでぼやけもしなくて見ることができるでしょう。

これがハズキルーペと老眼鏡の違いだったんです。

しかも、ハズキルーペはメガネのようになっているので、手で持たなくていいから両手が使えるんですね。

この両手が使えるというのは、便利だと思います。

どれくらい拡大されて見える?

拡大して見えると言いましたがどのくらい大きく見えるかというと、1.6倍だとB5の用紙がA4くらいに見える、と言った感じでしょうか。

ハズキルーペを外すと、小さく見えるかもしれません。

用途によって使い分けるのがいいのでは

このようにハズキルーペは、種類がいろいろあるようです。

両手が使える拡大鏡として、お手持ちの老眼鏡と合わせて使用するのがいいのではないのでしょうか。

そもそも老眼鏡のピントが合っていないと、ハズキルーペを使用しても、よく見えないですので、先ずは、お手持ちの老眼鏡がご自身の眼と合っているかどうか確認して、定期的な検査をお勧めします。