40代以降の女性のドライアイ、目が疲れやすい

2018/07/16

女性ホルモンの影響が目にも出てくる

40代以降の女性が急にドライアイや疲れを訴えて受診されることが多くあります。

女性の場合は、肌の潤いを保つのに役立つホルモンが女性ホルモンですが、40代以降女性ホルモンの分泌が減少し、バランスが乱れてくると、全身症状として乾燥が進行する症状や目の疲れも現れやすくなります。

これまでと同じような仕事・生活をしていても、疲れる、乾くといった症状が出やすくなる場合があります。

しょぼしょぼ、ゴロゴロする、乾燥する、痛い、疲れる、などの症状がでやすくなります。頭痛や吐き気、肩こりを伴うこともあり、日常生活に支障をきたすこともあります。

また、老眼も出始める時期のため、ドライアイと老眼が重なると、余計に目が疲れやすくなります。

点眼とストレスケア

40代以降のドライアイは点眼で症状を軽くすることはできますが、完治するものではありません。目薬と環境改善によって、うまく付き合っていきましょう。

まずストレスをためないことが大事です。

ゆっくり休む、リラックスできる時間をできるだけ持つことはドライアイの症状には大切です。

涙腺は、リラックスした時に優位になる副交感神経によってコントロールされています。

リラックスすることで涙が出ます。

逆にストレスなどで緊張していては眼が乾きます。

そして無駄なスマホやパソコンは控えましょう。

女性ホルモンの活性化

あわせて、ホルモンの活性化をはかるサプリメントの内服もよいかもしれません。

エクオールは女性ホルモンに似た作用を持つ大豆由来の成分です。

エクオールは食品なので、どなたでも摂ることができることから、ドライアイやその他女性ホルモンの減少に起因すると思われる不調、いらいら、のぼせ、冷え、自律神経失調などの症状がある訴方にはよいと思います。

点眼治療は水分を保持するヒアルロン酸、ムチン(水分を目の表面につなぎとめる成分)と水分の分泌を促進するジクアホソルナトリウム、粘膜(膜型ムチン)にはたらくレパミド、炎症を抑えるステロイド点眼を状態に合わせて組み合わせて使用します。

治療を始めても効果が思ったようにでなかったり、時間がかかることもあります。

途中でやめてしまったり、すこしよくなったからといって点眼を中止してしまうと元にもどってしまい、また改善するまでに時間がかかってしまいます。

診察、点眼を継続して症状をなるべく少なくしてあげてあげることが大切です。