仮性近視
本を読んだりゲームをしたりすると、水晶体(レンズ)の厚さを調節している毛様体といわれるものが異常に緊張して、一時的に近視の状態になってしまいます。
これが仮性近視と呼ばれていますが、調節をマヒさせる(毛様体を休ませる)点眼薬をつけて治療すると効果がある場合があります。
効果が出ない場合、でても視力0.7くらいまでまで出ない場合ははメガネが必要となります。
正しい姿勢で読書や勉強をする、パソコン作業やテレビゲームを長く続けず、休憩をはさんで目を休める、適度な照明を設置する、など生活態度や環境も見直しましょう。
近視の進行予防の点眼治療 低濃度アトロピン
最近では低濃度のアトロピン点眼にて、近視の進行予防の効果があることもわかってきて治療も始まっています。
ただし、完全に進行がと止まったり近視がなおったりするのもではありません。
発熱、悪心、嘔吐などの副作用がでることもありますので発生した場合は使用できません。
効果がでないばあい、0.7くらいまでまで出ない場合ははメガネが必要となります。